転職をしようか迷っているときって、ついついひとりで考え込んでしまいますよね。
相談しようにも周りに転職経験者がいなかったり、転職に反対する人が多いのではないでしょうか。
そんなときは、転職に関する本を読んでみると何かヒントが見つかるかもしれません。
実際に、僕自身も転職を考えたときに何冊か本を読み、今後の人生のヒントになる知識・考え方を学ぶことができました。
今回は、転職を考える人におすすめしたい5冊の本を紹介していきます。
転職を考える人におすすめの転職本5選
今回僕が紹介する本は以下の5冊です。
✔おすすめの転職本5選
※クリックすると該当する本の解説にスクロールします
順番に解説していきます。
1.このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
『転職の思考法』の概要
転職を悩む30歳の営業マンである主人公が、凄腕の転職コンサルのアドバイスを受けながら、転職に対する正しい考え方を身に付けていくストーリー形式の内容です。
2人に1人が転職する現代では、未だに「社内では転職の話はタブー」という風潮が強く残っており、転職という選択肢を持てない人が多いです。
こちらの本では、「いつでも転職できる」という交渉のカードを持つ大切さを強く訴えています。
『転職の思考法』はこんな人におすすめしたい
「本当に今の会社でいいのか?」と悩む20代・30代の方にぜひ読んでいただきたい1冊です。
転職の思考法以外にも、自身の市場価値を高めて業界全体で通用するスキルを身につける方法、転職エージェントや求人選びの際のポイントや注意点など、転職に必要な知識も物語を通して学ぶことができます。
初めての転職で不安を感じている方、「転職は悪」という風潮にモヤモヤしてくすぶっている方はぜひ読んでみてください!
2.転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方
タイトル | 転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 |
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著者 | moto |
出版社 | 扶桑社 |
内容 | 4度の転職で年収240万→年収1000万、副業で4000万円を稼いだmoto氏の『個人で稼ぐ力』を身につけるための本です。Twitterでバズり話題になりました。 |
『転職と副業のかけ算』の概要
長野の短大を卒業し、地元のホームセンターに就職した年収240万円のmoto氏の4度の転職経験談とブログやSNSなどの副業で4000万円稼いだ時のサクセスストーリーが綴られています。
個人で稼ぐ力が必要な理由、4度の転職で年収を上げ続けた転職術、本業を活かして稼ぐサラリーマンの副業のやり方について詳しく解説されている1冊です。
- 年収を上げる(市場価値を高める)転職をするための「軸ずらし転職」のやり方
- 採用を引き寄せる「転職エージェント活用/職務履歴書/面接」の実践テク
- 本業での経験を還流させて「副業⇔本業の好循環」を生む方法
- 副業収入を最大化させるTwitterブランディングの秘訣
- 転職と副業のかけ算で「1万分の1の人材」になる道すじ
上記のような、本業と副業で個人で稼ぐ力を身につける方法を学ぶことができます。
『転職と副業のかけ算』はこんな方におすすめ
サラリーマンをやりながらも、転職や副業で『個人で稼ぐ力』を身につけていきたい方におすすめです。
転職で年収アップを狙うノウハウだけでなく、副業で稼ぐための考え方ややり方を学ぶことができるので、現代に合った働き方を知るうえでかなり多くのヒントが見つかる1冊だと思います。
ぜひサラリーマンの方に一度読んでいただきたい1冊です。
3.仕事は楽しいかね?
タイトル | 仕事は楽しいかね? |
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著者 | デイル・ドーテン |
出版社 | きこ書房 |
内容 | 仕事に悩んでいて自分の夢を諦めてしまったサラリーマンとそれのサラリーマンの心奥底にあるモヤモヤにアドバイスをしてくれる(起業家で巨万の富を得た)老人との物語。 |
『仕事は楽しいかね?』の概要
将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語です。
試すこと、日々変化が必要であること、偶然を見落としていることといった当たり前だが欠落してしまっているものを、痛切に感じさせる語り口が独特で『仕事がつまらない』という人の背中を押してくれる内容になっています。
「きみたちの事業は、試してみた結果、失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ」
「きみはたぶん何十もの素晴らしいアイデアに、目の前を通り過ぎてしまっていると思うよ。新しい考えを受け入れるのは、簡単じゃない。実際、僕たちの文化では、”一つのことに集中している”のがよいとされているしね」
といった挑戦をしないことに対する指摘も多く綴られています。
『仕事は楽しいかね?』はこんな方におすすめ
転職を迷っていて背中を押してほしいというサラリーマンの方におすすめの1冊です。
今現在、「仕事がつまらない」と思って働いている、本当にやりたいことがわからない、挑戦したいけど勇気が出ない、という方にとっては今後のキャリアを選択する重要なヒントが多く見つけれられると思います。
短編で読みやすい内容ですので、気軽に読めますよ。
4.既卒、フリーター、第二新卒の 就活はじめの一歩
タイトル | 既卒、フリーター、第二新卒の就活はじめの一歩 |
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著者 | 岡本啓毅 |
出版社 | クロスメディア・パブリッシング |
内容 | 「20代の既卒・フリーター・第二新卒』に特化した就活・転職情報本。著書は第二新卒向けの転職エージェント『ウズキャリ』の副社長。 |
『既卒、フリーター、第二新卒の就活はじめの一歩』の概要
著者は、当サイトでも紹介させていただいている既卒・第二新卒向けの転職エージェント『ウズキャリ』を運営する株式会社UZUZの副社長の方です。
この本は、『既卒・フリーター・第二新卒』といった20代の就職・転職について必要な知識がひと通りまとめられている1冊になります。
「新卒で定年まで勤め続ける」ことが良しとされている日本において、20代で就職・転職を考えている人はどのように立ち回っていけば良いか、第二新卒の転職は不利にどれくらいなるのか、といった転職事情を知ることができます。
目次は以下の通りです。
- 意外と知られていない、既卒、フリーター、第二新卒の就活の基本
- 面接で大切な3つのポイント「就活のモチベーション」「仕事選びの条件」「話の筋を通す」
- 世の中には色々な仕事がある。まずどんな選択肢があるのか知ろう
- 既卒・第二新卒が使える就活支援サービスを知ろう
- 人材紹介サービスを知ろう
上記のように、20代の就職・転職で必要な知識をひと通り学ぶことができる『基礎+応用テクニック』が学べる内容になっています。
『既卒、フリーター、第二新卒の就活はじめの一歩』はこんな方におすすめ
10代・20代で就職・転職を考えている全ての方におすすめです。
1~2時間程度で読み終えられるボリュームにもかかわらず、内容はかなりタメになることばかりなので、転職を考えているのであれば読んでいて損はないと思います。
基礎的な内容だけでなく、著者が転職エージェントを運営しているからこそ伝えられるアドバイスや知識を学ぶことができるので、一度目を通しておくだけでかなり有利に戦えるようになりますよ。
5.30代40代本気の転職 完全対策ガイド
『30代40代本気の転職 完全対策ガイド』の概要
中高年転職のハードルは、一昔前に比べると下がり、「35歳限界説」も今や無いに等しい
とはいえ「年収もやりがいも上がる成功転職」を実現させている中高年はほんのひと握りです。
今の時流に即した最新の転職ノウハウを身につけて、その「ほんのひと握り」側に入るための「中高年が若手を差し置いて内定を勝ち取るためのノウハウ」に特化したマニュアル本です。
『30代40代本気の転職 完全対策ガイド』はこんな方におすすめ
妥協した転職をしたくない30代・40代の方におすすめです。
30代・40代で年収もやりがいも上がるキャリアアップを狙うのであれば、ヘッドハンティングされるような人材になる必要があります。
企業から必要とされる人材になるための知識やテクニックがふんだんに盛り込まれているので、30代・40代で転職を考えている方は一度読んでみてください。
転職本を読んで視野を広げよう
転職活動中、転職を考えているときに転職本を読むことで、今後のキャリアの視野を大きく広げることができます。
今回紹介した5冊の本は転職に関する知識だけでなく、今後の人生を変えるための考え方やヒントが多く詰まっているので、一度目を通しておくだけでも役に立つと思いますよ。
焦って転職をするのではなく、今後のキャリアを考えながら転職を検討してみてください。
※転職すべきか迷っている方・おすすめの転職エージェントを知りたい方は下記記事を合わせて読んでみてください↓↓
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