『安定』の代名詞である公務員ですが、近年では民間と変わらない収入のうえに、古い慣習が残っているのが嫌で辞める方も多いです。
『公務員=勝ち組』の時代はもう終わっていますよ。
今回は公務員の現状と転職すべき理由について解説していきます。
公務員を辞めたい5つの理由|年間4万人が離職
まずは公務員の1年間の離職状況を見てみましょう。
✔公務員の1年間の離職人数
総務省が発表した「地方公務員の退職状況等調査」によれば、平成29年度に公務員を離職した人は130,256人とされており、そのうち「普通退職」(定年退職を除く)は40,676人です。
公務員を辞めたくなる5つの理由は以下の通りです。
✔公務員を辞めたい5つの理由
- 収入が民間と変わらない
- 業務内容が単調でつまらない
- 残業が多い
- 人間関係がめんどくさい
- 古い慣習が残っている
順番に解説していきます。
1.収入が民間とそこまで変わらない
公務員だからといって収入が民間より高いかと言われるとそうでもありません。
例えば、30歳の地方公務員の平均年収は約467万円です。
その他の業種と比較してみると…
総合商社 | 518万円 |
---|---|
IT企業 | 505万円 |
金融 | 543万円 |
Webマーケティング | 472万円 |
メーカー | 478万円 |
広告代理店 | 466万円 |
民間の方が多いか同じくらいの年収になると思います。
ただし、公務員は年功序列で年収が増えていくので、50歳を超えても年収が増え続けるというメリットがあります。
2.業務内容が単調でつまらない
公務員の仕事内容は基本的には事務作業です。
業務内容が単調なうえに、大きく仕事内容が変わることもないので、つまらないと感じて辞める人が多いんですね。
毎日同じような仕事を淡々とできる人には向いているかもしれませんが、仕事内容に少しでも変化が欲しいという方には向いていません。
3.残業が多い
定時帰りができそうなイメージですが、残業はそれなりに多いです。
例えば、市役所勤務の場合、繫忙期や地域系のイベントの前後などは毎日残業+休日出勤というのも珍しくはありません。
おまけに、公務員は残業代の予算も決められているので、必然的にサービス残業が多くなります。
全世界聞いてください。私の姉は地方公務員ですが、今年度になって部署移動してから連日帰宅が23:00です。公務員の勤務が一律9:00-17:00というのは迷信です。もちろん残業代も上限があり今後はサビ残も増えそうです。通常の企業と変わりません。公務員は楽とか言ってる人は認識を改めて欲しいです。
— ねく (@ynumatcha) April 25, 2019
真面目に考えると、職が見つかれば自尊心上がると思うけど、先に述べたように100社以上受けて内定なしだと正直無理だろう。今公務員=勝ち組だと思ってめざしてるやつ、、パワハラ、サビ残だらけでメンタル崩して毎年何十人もやめていくというのだけは言っておきたい。その穴埋めに臨時職員雇うんや。
— 統合の失調 (@Kohler_volnt) July 24, 2019
4.人間関係がめんどくさい
公務員は完璧な年功序列なので、上司との関係性にストレスを感じる方が多いです。
中には、自分のやり方を押し付けてくる上司や相性が悪い上司もいるので、人間関係においては特にめんどくさい環境だと言えます。
文句言わずに言われた仕事だけやる優秀な部下に仕事は任して、
自分は好きに過ごす。
これが
THE公務員の上司
僕がいた職場だけあってほしいけどね。— ひろきん@ブログ外注化のプロ (@fuckin_hirokin) July 31, 2019
1日中怒られるし、叩かれるし、給料安いし、上司ゴミだし、仕事クソつまんないけど、非番含めた年間休日は200日くらいなのは好き
— K@公務員やめて運送マン (@highlowfire) July 29, 2019
5.古い慣習が残っている
公務員は昔から変わらず年功序列で、昨今の民間企業と比べるとまだまだ古い慣習が残っています。
サービス残業、休日出勤、災害時は不眠不休で働くといった『根性論』がまだまだ根付いており、決してホワイトな環境であるとは言い難いですよね。
頭の固い上司や古い慣習の付き合いが苦手な方には向いていないかもしれません。
定年まで働き続ける自信がないなら早めに転職しておくべき
公務員を続ける最大のメリットは、年功序列+退職金の多さです。
民間企業では、50歳前後で年収が下がっていくなかで公務員は定年まで安定して増え続けます。
また、退職金も定年まで勤めれば2,000万円以上(大手企業並み)はもらえるので、かなり高水準です。
ただし、途中で転職してしまうとこれらの公務員である恩恵を受けることはできません。
おまけに、公務員の仕事というのは転職に活かせるスキル・経験が身につくようなものでもないので、定年まで勤めるつもりがないのであれば、早めに転職をしておいた方が得だと思いますよ。
20代のうちに転職しておかないと手遅れに
転職を考えるのであれば、20代のうちに済ませておきましょう。
というのも、企業は未経験OKの仕事の採用のボーダーを27歳~30歳に設定しているところが多いからです。
そこで、公務員から民間企業に転職するのであれば、転職活動を全てサポートしてくれる転職エージェントを利用することをおすすめします。
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- 求人はエージェントの紹介
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転職サイト・ハローワークは基本的に求人の紹介のみですが、転職エージェントなら内定までのしっかりとサポートしてもらうことができます。
あなたの希望・経歴からどういった仕事が向いているかといった根本的なところから相談に乗ってもらえるので絶対に利用した方が得ですよ。
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公務員時代のスキルや経験は活かせなくても、公務員という肩書は力になってくれるので、自信を持って転職活動に望んでください。
2020年はオリンピック前最後の転職の好機です。
このタイミングを逃さないように今のうちに転職しておきましょう。
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