「一緒にビジネスやろうぜ!」
新しく物事を始めるときに、誰かと一緒にやろうと考える人多いと思います。
ビジネスを始めたり企業したりの他に、最近ではYouTubeのようなものが代表的です。
ひとりで始めるより、友達と何人かで始めたほうが安心感もあるし楽しいですよね!
しかし友達と0からビジネスを始めるのは正直キケンです。
始めたてのころは問題ないのですが、軌道に乗ってきたときに友情に亀裂が入る可能性があります。
今回は友達とYouTubeやビジネスを始めることがなぜ危険なのかということについて解説していきます。
友達とビジネスをするリスクをあらかじめ知っておこう!
友達とビジネスを始めるのが危険な理由
友達と一緒にビジネスを始めることは、お金や仕事量の負担を考えると一見メリットしかないように思えますが、実はリスクだらけで危険な選択です。
もちろん起業だけではなく、最近ではYouTubeもビジネスモデルとしては似ていますよね。
仲の良い友達と一緒に始めているYouTuberもかなり多いです。
これから友達とビジネスを始めるときに友情に亀裂が走りやすい原因を紹介していきます。
1.お金
一番多い原因は、やはり『お金』です。
ビジネスを共同で始めるとお金の問題は避けられません。
例えば…
- 初期費用と利益が出るまでのお金をどういう割合で負担するのか
- 利益が出た場合のお互いの取り分はどうするのか
- 利益を次のビジネスへの投資に使うのかor自分たちの取り分にするのか
こういったお金の内容はあらかじめ納得のうえで決めておく必要があります。
「平等じゃダメなの?」と思うかもしれませんが、それは難しいです。
ビジネスやYouTubeをやると必ず仕事量に差が出てくるからです。
利益を仕事量に応じて分け合うことが友達関係だと意外とできないものです。
わかりやすい例がYouTubeです。
仕事量が最も多いのは動画を編集する人です。
10~20分ぐらいの動画を編集するのに、普通に数時間~半日はかかります。
ぼくもYouTube経験者なのでわかりますが、動画を撮って編集したら普通に一日が潰れます。(笑)
もし友達とYouTubeをやっているときに、動画を編集する人の分け前が他の人より少なかったら納得いきませんよね。
ビジネスでも同様で、能力や仕事量によって取り分は変えないとうまくいきません。
最初は誰しもが必死になって、利益など気にせずに働くと思います。
しかしビジネスがうまくいって利益が出たときに、
お金の魔力によって友情に亀裂が走ってしまいます。
お金が欲しいという欲望に誰しも逆らえません。
友達ではなくビジネスパートナーと割り切れないと『お金』によって友情が崩壊します。
2.温度差
友達との間に『温度差』があるとうまくかみ合わずに失敗します。
もしもあなたが本気で取り組んでいるのに対して、
「もっと気楽にやろうよ」「なんでそんなにガチになってるの?」
こんな軽い気持ちでやっている人が1人でもいればムカつきますよね。
友達とビジネスを始めるうえで、もっとも怖いのがこのような『温度差』です。
共同でやっている以上、能力の低い人のペースに合わせなくてはいけないです。
YouTubeでみんなで撮影しようとしても、なかなか全員が集まらなかったり、モチベーション低い友達がいたりすると、その人のペースに合わせなくてはいけないですよね。
本気でやっている人と、遊び感覚でやっている人が一緒にビジネスを始めても本気でやっている人が損をするだけです。
残念ながら、遊び感覚でやっている人はしつこく注意されたり、自分に都合が悪くなるとすぐに離れていきます。
売れっ子YouTuberが解散したり、ソロ活動したりするのはこういった『温度差』によるものが多いですね。
3.方向性の違い
これは成功すればするほど起こる可能性が高いリスクです。
1つの軸を決めて始めたものの、うまくいかなかった・他のいい案を思いついた、という状況になったときに意見が割れてまとまらない。
成功していない段階での『方向性の違い』はかなり致命的です。
こうなってしまうとどちらかが譲歩しない限り、一緒に続けるのは困難になります。
ぼくはYouTubeの中でもゲーム実況をよく見るのですが、人気が出てきたころに『方向性の違い』で解散する人たちがけっこう多いです。
趣味であるゲームが仕事になってしまって嫌だという人もいれば、今後の方針で揉める人もいます。
YouTubeもビジネスもある程度成功すれば、他のやりたいことをやる余裕も出てくるので、こういった考えになるのはおかしな話ではないですよね。
ビジネスであれば、ある程度成功していて資金に余裕があれば独立して新しく会社を作るということもできます。
お互いが真剣に考えているからこそ起こり得るリスクなので、解決が難しいですね。
4.諸事情による離脱
家庭の事情や第三者の介入によって辞めざるを得ないというリスクもあります。
若者で一番多いのは、親による圧力だと思います。
起業やYouTubeのようなビジネスは周りからの理解が得られにくいです。
収入や貯金が別にあるのであれば何とかなるかもしれませんが、そうではない人のほうが多いと思います。
成功しなかったときのリスクを考えると、親が心配する気持ちはわかりますよね。
中には続けたいけど、泣く泣く諦める人もいると思います。
他にも結婚した、子どもができた、身内の不幸など離脱する可能性いくらでもはあります。
もしも友達が急に「もう続けられないからやめるわ…」と言ってきたら困りますよね。(笑)
ひとりでも続けられるようにしておかないと共倒れになってしまいます。
ひとりでビジネスを始めよう
友達とビジネスを始めることでメリットもありますが、それ以上にリスクが大きいです。
- 友達がやめても自分ひとりでビジネスを続けられる
- 周りが自分についてくる圧倒的なカリスマ性がある
- 友達をビジネスパートナーとして見ることができる
上記のような人でないと友達とビジネスを始めるのは難しいと思います。
「友達が最悪いなくなっても続けられる」、「友達が周りを捨ててでもついてきてくれる」
あなたまたは友達にカリスマ性をもつ人がいるのであれば、ビジネスをするのはアリだと思います。
しかしひとりでビジネスを始めたほうが絶対に良いのは確かです。
自分ひとりで試行錯誤して仮に失敗したとしても、また別のビジネスを始めて経験を活かすことができます。
失敗したからといって誰かとのしがらみがあるわけでしかないですし、人間関係という余計なストレスを感じなくて済みます。
もしも起業したいけど何から始めようと思っているのであれば、フランチャイズ店からのスタートがおすすめです。
一から作ろうと試行錯誤した結果、そもそものノウハウがなくて計画倒れになっている人をよく見かけます。
別にビジネスモデルを一から作る必要はないです。
すでにある程度基盤のできている会社のフランチャイズ店として、まずは独立してみましょう。
フランチャイズ比較ネットなら、コンビニや大手チェーン約120社のフランチャイズの情報が掲載されています。
初めての方でも安心して始められるように…
- フランチャイズの仕組み
- メリット・デメリット
- 開業までのステップ
- フランチャイズの比較検討ポイント
- 加盟契約時の注意点
開業に必要なノウハウを身につけられるようなサポートを受けることができます。
自分の目的にあったフランチャイズを探すことができるので、気になる方はチェックしてみる価値があると思います。
軽い気持ちで友達と起業するのは避けたほうがよいです。
今はネットを使えばひとりでビジネスを始めることは十分可能です。
まずは副業としてスタートするのもいいのではないでしょうか?
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