「完璧主義をやめたい」
完璧主義をやめたいと思っている人多いと思います。
- 目標に対してしっかり計画を立ててから物事に取り組む
- 真面目で責任感が強く、妥協をしない
- 絶対に失敗はしたくない
一見良さそうですが、実は諸刃の剣で傷付きやすいです。
計画通りにいかないことで挫折してしまったり、失敗したり怒られたりすると人一倍気にしてしまい凹みます。
実はぼく自身も完璧主義者で、ミスに対してのへこみ方が半端ないです。
本来であれば気にしなくていいようなものをだらだらと引きずってしまうことも度々あります。
そこで今回は完璧主義を今すぐやめる方法について解説していきます!
完璧主義の悪いところ
完璧主義というのは、実は自信のなさや不安からきています。
不安だから計画を立て、自信がないから周りの評価を気にしてしまいます。
これを踏まえたうえで特徴を整理してみましょう。
1.目標に対しての計画がストイック
完璧主義の人は勉強や仕事などの達成すべき目標に対してストイックに計画を立てがちです。
計画を立てることは良いことですが思い通りに進まないときに罪悪感や焦りを感じたり、モチベーションが低下したりして結果的にうまくいかないです。
例えば、ダイエットで夏までに○○㎏痩せよう!と目標を決めて、『1日50回腹筋』という目標を立てたとします。
1日でも忘れてしまったり、目標に届かないと思ったときにやめてしまう人は完璧主義です。
ぼくも筋トレをやっていたので、気持ちは痛いほどわかります。
「今年中にはベンチプレス○○㎏上げるぞ!」と思っても達成できなさそうなことがわかると、一気にモチベージョンが下がりました。
計画を立てないと不安だが計画通りにいかないのはダメと考えてしまう人が多いです。
あなたの首を自分でしめるだけなので、完璧な計画をたてるのはやめましょう!
2.責任感が強く、妥協ができない
失敗できないという意識が強く、妥協できないのが特徴です。
真面目で責任感があるのはいいことですが柔軟性に欠けています。
細かいところにこだわったり、気にしてしまうことで余計な時間がかかり、仕事が遅い・頑張りすぎと言われる原因になります。
何でもかんでも100点満点に近づけようとしてしまい必要以上に頑張りすぎてしまいます。
実はまじめな人ほど損をするように社会はできていたりします。
がんばるところと抜くところのメリハリをつける柔軟性が必要です!
3.プライドが高く、周囲の評価を気にしてしまう
他人からの評価を気にしすぎて神経質になりやすいです。
またプライドが高く、他人をなかなか頼れない一面もあります。
気づけば評価ばかり気にしてしまい、先走って物事を進めてしまったり、かえって空回りしてしまうこともあると思います。
ぼくも銀行員時代は、常に上司の先を行こうと後で指示されそうなことでできそうなものは率先してやっていました。
でもこういうときってだいたい失敗するんですよね。(笑)
やらなくてよいものだったり、いまやるべきことではなかった場合に、善意でやったことでかえって他人に迷惑をかけてしまい、あなた自身も不快な気持ちになってしまいます。
評価をあげるためにやったことが裏目に出てしまっては元も子もないですよね。
あなたは自分が周りから劣っていると感じたくないのです。
プライドの高さがかえって自分を苦しめ、精神的に疲れてしまいます。
4.理想が高い
仕事・プライベートともに相手に求める理想が高くなりがちです。
目標に対して向上心があることはいいことですが、無理をしすぎて体を壊してしまったり、精神的に不安定になりやすいです。
また人間関係でも、自分の理想や価値観をなかなか曲げることができないので、必然的に相手に押しつけがちです。
周りとの温度差があったり、些細な気遣いが疎かになっている可能性もあります。
周りと足並みを揃えることが苦手な人は要注意です。
5.新しいことに対して慎重すぎる
新しいことにチャレンジしようと思っても慎重になりやすいです。
失敗する可能性、最後までやり遂げられない可能性があるとなかなか踏み出せず、計画倒れになってしまうことも多いです。
その結果、千載一遇のチャンスを逃してしまい後悔してしまうこともあると思います。
良く言えば「慎重」ですが、「臆病」でもあります。
ぼくは「臆病」だったため、自分の好きなことをして生きてみたいという欲求を抑えて銀行で働いていましたね。
そのおかげで大学生という一番時間がある時期をまったく活かせなかったです。
こういった一歩踏み出す勇気というのは意外とないものです。
完璧主義者であれば尚更ですね。
ではいったいどうすれば完璧主義をやめられるのか解説していきます。
完璧主義を今すぐやめる方法
完璧主義の人って周りの評価を気にしすぎなんです。
だからといって「周りの評価なんて気にするな」なんて言われたところで、「そんなのできたらやってるよ!」って思いますよね。(笑)
これからいくつかの方法を紹介しますがどれも意識すればすぐできるものです。
1.自分の実力を把握して受け入れる
まず自分の実力を客観的に見て受け入れてみてください。
完璧主義の人は自分の悪いところ・劣っているところから目を背けて自信過剰になりがちです。
「○○の能力は普通より優れているけど、△△の能力は普通より劣っているな」
どんな人にも得意不得意があります。
『要領が良い・悪い、勉強が得意・苦手、仕事が速い・遅いetc』
特に勉強や仕事に関しては自分の何倍も優れている人が必ずいます。
自分の実力を客観的に見ることで自分は大したことがないということがわかると思います。
完璧に遂行できるほどの実力がそもそも備わっているのかどうかまで考えている人って意外と少ないです。
背伸びをしてもツケは全て自分に返ってきます。
自分の強さ・弱さを受け入れてみましょう。
2.細かい計画を立てない
目標が決まっているなら細かい計画は必要ないです。
完璧主義の人は計画を忠実に実行しようとしてかえってストレスが溜まります。
例えば1日3時間勉強する計画を立てたときに、3時間勉強することが目標になっている人がほとんどです。
「全然集中できてないけどとりあえず3時間勉強した」
「3時間勉強できなかったから今日はダメだ」
このようにいつの間にか目標がすり替わっていますね。
そして達成できないとストレスが溜まりモチベーションが下がります。
ストレスは脳の機能を低下させるので計画を立ててストレスを感じるくらいなら必要ないです。
完璧主義の人はただでさえストレスを人より感じやすいので注意が必要です。
ちなみにぼくは勉強するときに何時ごろまでやるかは決めても、何時間やるか決めませんし、「絶対にここまで終わらせる!」といった目標も定めません。
おかげでストレスを感じずに周りの人より少ない時間でも結果はちゃんとついてきます。
計画することも大事ですが、そこにストレスを感じていては逆効果でしかないですよね。(笑)
あなたも一度計画を立てることをやめてみましょう!
3.先に行動する
完璧主義の人は考え終わってから行動するのでスタートが遅くなってしまいます。
最初はゆっくりでいいので、先に行動してみてください。
もし夏までに痩せたいなと思ったのなら、計画を立てずにとりあえず走ってみてください。
何キロでも何分でもいいので走ってください。
改善点は後から徐々に修正すればいいのです!
先に行動するクセをつけると完璧主義がいかに非効率かわかると思います。
別に完璧主義を完璧に治そうとしなくていいです。
大事なことは改善しようとする意識です!
柔軟な思考で臨機応変に対応できるように上記の3つの方法を意識してみてください!
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