社会人になると『貯金』についてみなさん意識し始めると思います。
しかし1年目のお給料って決して多いとは言えませんよね。
学生のころと比べると収入は増えますが、同時に支出も増えます。
中には一人暮らしを始めて家賃やら光熱費やらでほとんど残らない、なんて人もいると思います。
僕は銀行に勤めていたということもあり、新入社員のころから貯金のやり方について教わる機会が多かったです!
そこで今回は元銀行員が教える新入社員が1年目で100万円貯金するテクニックを紹介します。
賢い貯金の方法を知って無理のない貯金を始めてみましょう!
100万円貯金するまでの道のり
まずは本当に1年目で100万円貯金できるのか見ていきましょう!
厚生労働省が発表した平成29年の大卒1年目の年収の平均は約206万円です。
月の手取りだと16~20万ぐらいの人が多いと思います。
あくまで参考程度ですが、1年目は収入にそこまで差はないです。
では100万円貯金するためには月にいくら貯金すればいいのでしょうか?
100万÷12か月=83,000円
月に約8万円貯金すれば100万円貯金できる計算ですね!
月々のお給料の約半分を貯金と考えるとまだできそうな感じはしますよね。(笑)
さらに夏と冬にはボーナスもあり、合わせてだいたい30万~40万ぐらいはあると思います。
もしボーナス30万円を丸々貯金できれば月6万円で済みます。
大きな出費がなければいけそうな感じがしますよね!
ただし実家暮らしか一人暮らしかで話は変わってきます。
一人暮らしであれば家賃・光熱費など月々の出費が多いので100万円は難しいです。
でも安心してください!
これから紹介する貯金のテクニックは毎月しっかりとお金を貯めるための方法です。
金額は違えど貯金が貯まることは間違いないのでぜひ参考にしてみてください!
貯金に役立つ3つのテクニック
ただ単に毎月銀行に一定の金額を残すように意識するのもいいかもしれませんが、より確実な方法で貯金したほうが確実です。
簡単に下ろせてしまうと何かと理由をつけて使ってしまいますからね。(笑)
ひとつずつ紹介していきます!
積立定期預金
普通預金とは別に積立定期預金の口座を開設し、毎月一定額を自動で振り替えてくれます。
金額も自分で指定でき、ボーナスの月は増額したりというのも可能です。
引き出しや解約も簡単にできるので急にお金が必要になったときはATMや窓口で引き出すこともできます。
ご存知かもしれませんがマイナス金利なので利息とかはほぼないので期待しないでください。(笑)
誰でも気軽に利用でき、途中で解約したからといってペナルティがあるわけでもないのでオススメです。
財形貯蓄
働く人の勤務先が、金融機関と提携して、給料やボーナスから天引きでお金を貯める制度です。
会社によってはなかったり、制度の細かいところが違ったりするので注意が必要です。
財形貯蓄とは…
- 一般財形貯蓄
- 財形年金貯蓄
- 財形住宅貯蓄
上記の3種類ありますが、今回はとりあえず100万円貯金することが目的なのでシンプルな『一般財形貯蓄』だけ紹介します。
財形貯蓄は1年経てばいつでも引き出したり解約することもできますが、普通預金と違って手続きがめんどくさいです。
この手間があるおかげで引き出しづらくお金が貯まります。
「口座を2つに分けたりだとATM行けば引き出せるし不安だなー」と思う人にオススメです!
ただしそれ以外に財形貯蓄を選択するメリットはあまりないですね。(笑)
ある程度自制できる人であれば上記の積立定期で十分だと思います!
積立定期預金と財形貯蓄を併用する
今後家を買ったり、老後資金を今から貯めておきたいという方は『積立定期預金』と『財形貯蓄』を併用するのがオススメです。
中でも『財形住宅貯蓄』は併用するのに適しています。
銀行員時代のぼくの先輩たちは両方やっている人が多かったです。
財形貯蓄には先ほど説明を省いた『財形年金貯蓄』『財形住宅貯蓄』の2つがあります。
この2つが『一般財形貯蓄』と異なる点は…
- 貯蓄残高550万円まで非課税
- 使用用途が決まっている
- 5年間は引き出しはできない
- 財形住宅融資が利用できる(財形住宅貯蓄のみ)
『一般財形貯蓄』と比べると使用用途が決められている分、恩恵も大きく使うメリットは十分あります。
『財形年金貯蓄』は新入社員で利用する人はあまりいないと思うので説明は省きます。
『財形住宅貯蓄』は簡単に言えばマイホームを買うための資金を貯蓄する制度です。
550万円まで非課税なのも魅力ですが、なんといっても財形住宅融資が利用できるのが最大のメリットです。
財形住宅融資は住宅金融支援機構からマイホーム購入などに必要な資金の融資を受けることができる制度で、財形貯蓄残高の10倍もしくは、住居の新築・購入・土地取得(整備を含む)・リフォームに必要な額の90%のいずれか低い額を借りることができる。
併用するメリットはいつでも引き出せる『積立定期預金』とマイホームを買うための『財形住宅貯蓄』で分けながら貯めることができるところです。
目的に合わせて組み合わせることで同じ100万円を貯めるまでの過程が変わってきます。
支出を減らすことが最も大切|今すぐできる3つの対策
いくら貯金をしようとしても支出を減らさないことには貯まるものも貯まりませんよね。(笑)
日々のムダな支出を減らすことが100万貯金するための近道です。
支出を見直しやすいものを挙げてみると…
- 月々の携帯代
- 医療保険・生命保険
- 日々の小さな贅沢
この3つはすぐにでも変えられて且つ支出を抑えられるものです!
月々の携帯代
いま現在キャリア(au、docomo、ソフトバンク)を使っている方は格安SIMにかえることで月々の携帯代をかなり節約することができます。
格安SIMとは大手キャリアよりも低価格で提供される新たな通信サービスでスマホの月額料金を1,000円以下に抑えることもできるので、いま現在キャリアで1万円前後払っている方はかなり節約できますよ!
ぼくのようにMacBookのためにiPhoneを使っているなどのこだわりがなければ格安SIMに乗り換えたほうが断然お得ですね。(笑)
医療保険・生命保険
会社に入ると医療保険や生命保険を勧められる機会が多いと思います。
会社によっては提携している保険会社があり、保険に入れ!なんて先輩・上司から言われることもありますよね。
ただはっきり言って1年目から入る必要はないです。
まず生命保険は結婚する直前だったり、してからでも問題ないです。
医療保険も1年目から入る必要はあまりないと思いますが、もし入るのであれば月々の保険料は極限まで抑えたほうがムダにならなくて済みますよ!
おそらく保険の説明を受けているときに「月々○○円プラスすれば~もつけられますよ」とお得感を出してきたり、不安を煽るようなことを言ってきますが鉄の意志で断りましょう。
というのもぼくが銀行員時代に1年目から医療保険に入って月々8,000円ほど払っていたのですが正直ムダでした。
保険というのは『安心をお金で買っている』だけなので、100万貯金を目指すのであれば貯金に回したほうが賢いです。
日々の小さな贅沢
お昼の休憩時間や仕事終わりにコンビニでお菓子やスイーツを毎日買ってしまったりしていませんか?
がんばった自分にご褒美を与えることは大切なことですが、少し減らすことができるかもしれません。
例えば、コンビニでお菓子を毎日2つ買ってしまっているなら1つに減らしてみましょう。
カフェでコーヒーとケーキを頼んでいるのならケーキを食べない日を作ってあげましょう。
ただし小さな贅沢を減らすことでストレスが溜まるのであれば削る必要はありません。
我慢することも大切ですが、自分の欲望を満たしてあげることも大切です。
ストレスは心身ともに悪影響を及ぼすのでできるだけ避けたいですよね!
無理のない範囲で『日々の小さな贅沢』を減らしてみましょう。
貯金する余裕がそもそもないのであれば転職しよう
どれだけ貯金のテクニックを知っていても、肝心のお金がなければ貯金はできません。
もし今の会社の給料や福利厚生に不満があるのであれば転職も選択肢の一つとして考えてみてもいいと思います。
3年以内に転職する人の割合は、30年前から変わらず3割の人が転職しています。
やはり入社してみないとわからないことってたくさんありますよね。
20代でも年収アップを目指すことは十分可能です。
若手でも年収アップが狙える転職サイト・エージェントはこちらです。
もちろん、登録・利用は無料です。
【質の高い転職ができる転職エージェント比較】
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3か月以内に転職を考えているならリクルートエージェント、転職を迷っている・初めてという方はdoda、未経験の仕事に転職したい20代の方はマイナビエージェントがそれぞれオススメです。
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「転職に踏み切れないけど相談したい…」という方でも親身になってサポートをしてくれます。
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『マイナビエージェント』は、後発でありながら2018年に「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」に選ばれた総合転職エージェントです。
新卒業界No.1「マイナビ」を運営していることもあり、20代・第二新卒業界でも急速に拡大しています。
求人数は大手よりも劣るものの、『マイナビエージェント』にしか求人を載せていない大手・中小企業が多数存在するので、20代・第二新卒で転職を考えている方は登録しておくことをおすすめします。
20代で初めて転職する方はマイナビエージェントに登録しておきましょう。
転職するなら若いうちのほうが良いのは明らかなので、登録しておいて損はないと思いますよ。
オリンピックが終わると不況がきて転職が厳しくなります。
転職を考えているなら、2019年のうちに転職しておきましょう。
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