世間体を気にしてしまって、仕事を辞めるに辞められずに悩んでいる方いると思います。
「本当は辞めたいけど、辞めづらい」
親や親戚、友達などの周りの目って、すごい気になりますよね。
特に『いい大学に入って、いい会社に就職する』という親からのプレッシャーを受けて育ってきた方は、なおさら辞めづらいと思います。
ですが、仕事は中途半端な気持ちで続けられるほど甘くはないです。
今のあなたは、気持ちが辞めたい方向に振り切れているのに、世間体を気にして無理やり辞めない方向に捻じ曲げようとしています。
ここで我慢してしまうと将来絶対に後悔してしまいますよ。
目次
仕事を辞めるときに一番厄介なのは『世間体』
実は、仕事を辞めるときに『世間体』を気にしてなかなか辞められない人って意外と多くて、特に20代の場合は、仕事を辞めようとすると高確率で親に反対されると思います。
いまだに終身雇用制度が強く根付いている日本では、20代での転職は良く思われていません。
「親なんて気にしなくていいじゃん!」という意見もあると思いますが、実家暮らしや親が教育熱心な家庭の場合は、そうもいきませんよね。
親のメンツ、親戚からの評価、意外と気にする親って多いです。
ぼく自身もそうだったので、『世間体』を気にする気持ちは痛いほどわかります。
鬼の形相でdisられ続けるのは精神的になかなかきついですよね。(笑)
ですが、辞めたい仕事を続けていてもいつか限界がきてしまいます。
今は耐えられても、数年後には精神的に限界を迎えているかもしれません。
そうなったときに後悔するのはあなた自身です。
後悔しないためにも、世間体を気にするのを一度辞めてみましょう。
世間体で選んだ仕事はあなたに合う仕事ではない
就職活動や転職活動のときに、世間体を気にして選んでしまった仕事は、残念ながらあなたに合う仕事ではない可能性が高いです。
良い会社というのは大企業・一流企業ではなく、あなたに合った会社です。
大企業だからすごい、一流企業だから良いというのはあくまで周りの評価、つまり『世間体』にすぎません。
人によって得意不得意は違いますし、能力や経験もさまざまですよね。
「自分のことを理解できるのは、自分のみ」
これは真理だと思います。
向いていないのなら辞める、非常に勇気がいる行動ではありますが、現状を変えるには必要な勇気です。
結果がついてくれば、周りも納得してくれます。
周りを納得させるために仕事に求める『軸』を決めよう
周りを納得させるためには、筋の通った説明が必要不可欠です。
ぼくは以前Twitterでこのようなツイートをしました。
やりたい仕事・向いている仕事が見つからないという人は、圧倒的に自己分析が足りていない。
今の時代働き方はいくらでもあるし、個人でも仕事ができるような環境が整っています。
やりたいことを見つけるためにも、まずは自己分析をして、仕事の選びの軸を1つ決めてみると探しやすくなりますよ。
— サイコな転職情報@既卒・第二新卒向けに呟く人 (@tensyoku_psycho) January 6, 2019
やりたい仕事・向いている仕事を見つける方法は、『自己分析』です。
やりたい仕事・向いている仕事がわからないのは、圧倒的に自己分析が足りていません。
何を仕事に求めるかという軸がないんですよね。
例えばぼくの場合、ずっと銀行員や公務員のようなお堅い職業が向いていると思いましたが、今は文章を書く仕事をしています。
正直、数年前のぼくだったら絶対に想像できない未来です。
ぼくは銀行で働いて「神経質で人の目が気になるから、他の人と働きたくない」と思い、それ以降はひとりで仕事をすることにこだわって仕事を探していました。
もちろん、最初は親からも反対されましたが、軸が決まっている分、筋の通った説得力のある説明ができて納得させることができました。
親は「本当に先のことを考えているのか?」と心配なのです。
だからこそ、あなたの仕事に求める『軸』をしっかりと決めて、周りを納得させてあげましょう。
仕事を辞めるタイミングはさほど重要ではない
実は、仕事を辞めるタイミングはそこまで重要ではありません。
転職先が決まってから辞めてもいいですし、先に辞めてから自己分析を始め、やりたい仕事を探すというのもありです。
焦って転職したところで、同じような結果になってしまうのは目に見えているので、時間をかけてでも自己分析から始めるべきです。
ぶっちゃけ20代なら何とかなります。
家庭がある場合は話は別ですが、新しい挑戦をするうえで、20代はまだまだ若いほうです。
思い切って仕事を辞めてみるとスッキリしますよ!
あなた自身で選んだ仕事こそ続けるべき
仕事も辞め、自己分析が終わってやりたい仕事が見つかれば、後は続けるだけです。
世間体で選んだ仕事とあなた自身で選んだ仕事では、モチベーションが全然違うと思いますよ。
ぼくは今の仕事がまったく苦ではありませんし、むしろ楽しいです。
最初はいろいろな葛藤に悩まされると思いますが、一度乗り越えることができれば、あなたはもう世間体を気にしない芯がある強い存在になることができます。
一度きりの人生、後悔がないようにあなた自身で選択をして生きてみましょう!
散々売り手市場と呼ばれてきた転職市場も東京オリンピックの終了とともに終わりを迎えます。
売り手市場のうちに転職を経験できた僕は正直ラッキーでした。
実は、オリンピック後は好景気の反動でほぼ確実に不景気が訪れます。過去のオリンピック開催国のオリンピック前後の成長率を見るとほぼ間違いないと思います。
不景気になると求人はどうなるのか?もちろん求人数はガクッと落ちてしまいます…
『景気が悪くなる→優良企業が求人を出すのを控える→離職率の高いブラック企業の求人の割合が増える』
結果的に、転職自体の難易度が上がってしまうんですね。
僕自身、転職を経験して思ったことは「転職はタイミングが命」ということです。
景気が良くて求人が豊富にある中から転職先を選ぶのと、少ない求人数の中からブラック企業の求人を避けながら選ぶのとでは全然違いますよね。
転職というのは人生を大きく左右する重要な決断です。
少しでも有利に転職したいのであれば、2019年のうちに転職しておいた方が後悔しなくて済むと思いますよ。