自己中心的で協調性のない人って会社で嫌われますよね。
会社という一つの組織で働いている以上ある程度の協調性は必要です。
では反対に、何でも「はい」と答え自分の意見を言わないイエスマンはどうでしょうか?
おそらく同僚や先輩が上司に対してイエスマンだったら見ていて不快になると思います。
「露骨に媚びすぎだろ…」「見ててイライラするなー」
誰しも会社で働いている以上は出世したいし、上司から気に入られたいですよね。
そのため上司のご機嫌取りも部下の仕事の1つだと思います。
しかしやりすぎてはいませんか?
自分の意見を言わないイエスマンだと周りの人間は不快に思って離れていきますし、会社側から見てもあまり価値のない人材になってしまいます。
イエスマンが嫌われる理由
「会社や上司からすれば都合がいいし、むしろいいんじゃない?」
もちろんその通りです。
会社という1つの組織で動いている以上、イエスマンは好まれますし重宝されます。
アメフト部やラグビー部などのガチガチの体育会系就職活動でなぜ強いのかというと、過酷な労働にもに耐えられる精神力と組織の方針に従う忠誠心が優れているからです。
会社はできるだけイエスマンに近い存在を求めていることは確かです。
ではどんなイエスマンが嫌われるのか?
それは「自分の意見を言わないイエスマン」です。
これは同僚や先輩・後輩からだけでなく上司からも嫌われます。
仕事において意見を言わないことは何も考えていないことと同じです。
例えば、あなたが1つの部署をまとめる上司側の立場だったとします。
あなた自身が頑張ってはいるものの思うように全体の成績が伸びずに悩んでいるときに、同じ部署の自分のことを慕ってくれている後輩に相談しました。
この場合あなたが欲しいのは自分以外の客観的な意見ですよね。
「より良くするためにはどうしたいいか」「何か改善点があるんじゃないか…」
そんな中でご機嫌取りやお世辞のような中身がないことを言われたらガッカリしますよね。
自分のことを全部肯定されるのも、気分的にはよくはありません。
むしろ不安になると思います。
実は人間関係を良好に保つには否定的なことも言う必要があるのです。
そこで心理学の観点からもポイントを解説します。
人間関係を良好に保つ『ロサダの法則』
「ロサダの法則」とは
アメリカの心理学者のマーシャル・ロサダが発見した法則で、人が意欲を持って
働くためには1回叱ったら最低でも3回以上褒めることが必要であるとの法則です。言い換えると、ポジティブ3:ネガティブ1の割合ということになります。
引用:トーサポブログ
ロサダの法則は心理学の世界では有名な法則です。
特にビジネス書などで目にする機会も多いと思います。
この法則のなかで重要なのはネガティブは1必要という点です
先ほどの「自分の意見を言わないイエスマン」はネガティブが0にあたりますよね。
人は自分の意見を言わない人に対して心から信頼することはできません。
なぜならあなたがその人に共感できないからです。
これは仕事に限った話ではなくて恋愛でも同じことが言えますよね。
自分の恋人が自分の言ったことには何でも「いいよ」と言ってくれる優しい人だったとします。
でも「どこ行こう」「なに食べよう」ってなったときも相手はいつも「何でもいいよ」で自分の意見を言わない人だったらどう思いますか?
「ほんとに自分のことを考えてくれているのか」「何か裏があるんじゃないのか」と心配になったり、疑いたくなりますよね。(笑)
だからこそ人に好かれるためにはネガティブも必要なのです。
意見を言ったら嫌われるんじゃないかと不安に思う人もいるかもしれませんか、要は言い方の問題です。
いきなり頭ごなしに否定されたら誰でも不快に思いますし、たとえそれが正論だったとしても相手の自尊心を傷つけてしまいます。
ではどうするのかというと、提案してあげればいいのです。
決めつけるのではなく「こういうのはどうですか?」と提案するような言い方です。
もっといえば頭に「合っているかはわからないのですが」「たぶんなんですけど」のような謙虚なひと言を付け加えるとより好感が持てる言い方になります。
つまり会社で一番好かれる人間というのは、
自分の意見を言うことができるイエスマンです。
会社の人だろうが友達・恋人だろうが同じ人間です。
人間関係を良好に保つために意識すべきことは基本的には同じなのです。
もしあなたの会社がイエスマンばかりだと思ったら
中小企業に多いかもしれませんが上の役職の人たちがイエスマンばかりってこともあると思います。
常に社長のご機嫌を伺っていたり、自分の保身のために多少理不尽なことでも従ってしまうイエスマンが多い。
誰も意見を言わないので悪習があったとしても改善されないですし、部下が意見したところでイエスマンたちに淘汰されてしまいますよね。
このような会社だと将来が不安になりますよね。賛同できずに辞めていく人も多いと思います。
もし、うっかりイエスマンばかりの会社に入ってしまった場合は転職を考えるのも一つの選択肢です。
ニュースで新聞で誰もが知っているような大企業が時代の流れとともに経営不振に陥ったり、リストラや倒産で話題になっているのを見たことがあると思います。
変革のない会社は時代の流れに取り残されてしまうことが多いです。
今も昔も転職をする人は一定数いますし、珍しいことではありません。
転職を選択肢の一つとして頭に入れておくことは悪いことではないです。
自分の意見が言える、そんなあたりまえのことがあたりまえにできる会社で働きたいですよね。
『転職』ということに対して、マイナスのイメージを持っている人が多いと思いますが、それは思い込みによるものです。
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