「ポジティブになりたい。」
できることなら皆さんポジティブになりたいですよね。
ストレス社会の現代ではポジティブでいることはとても強みになります。
しかし現実は、「何をやってもうまくいかない。」「どうせ私なんて…」
常に不安を抱え、ネガティブ思考に陥りやすい人のほうが多いです。
原因は、人間関係・仕事・将来の不安など人によって様々な理由があると思います。
そして「よし、ポジティブになろう!」と思ってネットで検索してみると
- ポジティブになれる習慣
- ポジティブになれる言葉
こういった記事がほとんどだと思います。
これらを実践してポジティブになった人っていうのは元々そんなにネガティブな人ではないと思います。
頭で理解しただけでポジティブになれるなら苦労しないですよね。(笑)
ポジティブになるために必要なことはたった1つです!
考えかたの選択肢を増やすこと
たったこれだけです。
「ほんとにたった1つで変わるのか?」って思いますよね。(笑)
皆さん実は1つの考え方に固執しすぎているだけなんです。
そもそもポジティブとネガティブは表裏一体で、どんなポジティブな人にもネガティブな一面は必ずあります。
全体を100としたときにポジティブとネガティブの割合が、どちらがどれだけ高いかで決まっているだけなのです。
ポジティブになるための習慣、言葉は逆効果
習慣って一朝一夕で身に付くものではないですよね。
どんな小さな習慣でも習慣づけるまでがそもそも大変‼
例えば、今から夏に向けて体を引き締めたいと思ったときに「毎日30回腹筋しよう」と思っても毎日続けられる人ってなかなかいないと思います。(笑)
腹筋を30回するのってかかっても数分程度ですが、それすらめんどくさいと感じてしまう人のほうが多いと思います。
1つのことを習慣化するのも大変なのに、5個も10個もいきなり習慣化しようと思っても無理ですよね。(笑)
1日でも忘れてやらなかったり、続かなかったときに罪悪感を感じてより一層ネガティブになるリスクのほうが高いです。
「やっぱり私には無理だったなー」「また続かなかったなー」
こう思ってしまいよりネガティブになるぐらいならやらなくていいと思います。
同様にポジティブになる言葉や名言も聞いたところで、ポジティブになれるかって言われるとそんなことないです。
仮になれたとしても一時的なものにしか過ぎないです。
寝る前は「明日からこの言葉を意識してポジティブに生きていこう!」と意気込んで寝ても
朝起きれば頭から抜けていると思います。
ポジティブになる言葉を脳に定着させるのも習慣化するのと同じことです。
そもそも人はポジティブでなくても生きていけます。
ご飯を食べる、水を飲む、お金を得るために仕事をする、これらのことは生きていくために誰しもが行わなければいけないものですよね。
でもポジティブにならないと生きられないかといわれたらそんなことはないですよね。
「ネガティブよりはポジティブのほうがいい」「だらしない体よりは引き締まった体のほうがいい」
人にとってポジティブになりたいっていうのはこれぐらいの感覚なんです。
ダイエットや小顔マッサージなどと同じで、よっぽど意志が強い人じゃない限り続かないです。
続けられる人はどっちかといえば元々ポジティブ寄りの思考なのです。
じゃあどうすればいいの?って思いますよね。
ここからが本題です。
ポジティブになるために必要なことはたった1つ
ポジティブになるために必要なことはたった1つです!
『考えかたの選択肢を増やすこと』
つまり1つの物事に対してポジティブとネガティブの両方の視点から考えることです。
例えば、よくある話ですがコップに水が入っていたときに、「まだこれだけある」と考えるのか「もうこれしかない」と考えるのか。
一度は皆さん質問された経験があると思います。
答えはもちろんポジティブな人が前者、ネガティブな人が後者ですよね。
じゃあネガティブな人は「まだこれだけある」って考えられないのかと言われると違うと思います。
どっちかといえば後者かなってぐらいの感じだと思います。
ぼくが言いたいことってまさにこのことなんです!
最初は「もうこれしかない」と思っても、後から「まだこれだけある」と別の考え方ができることが大切です。
なんだ簡単じゃんって思うかもしれませんが、より感情的なものになると一気に難しくなります。
例えば、あんまりさえない男がめちゃめちゃ美人の彼女を連れて歩いていたのを見かけたとします。
その場合、そのカップルに対して
「なんであんなさえない男の彼女があんなに可愛いんだよ。」「いいなー、まあどうせ男が金持ちとかなんだろうな」
こんな感じで嫉妬や羨望のようなネガティブな感情を感じると思います。
ぼくも不釣り合いなカップルを見かけたときはそう思いますよ。(笑)
ただここで終わらずにポジティブな視点でも考えてみてください。
「なんだ、見た目はそんなに関係ないのか」「じゃあ俺にも美人と付き合える可能性あるじゃん」
こう考えられたら充分ポジティブですよね!
感情が絡むことで先入観や偏見が働くので視野が狭くならないようにしましょう。
ネガティブなことに直面したときにネガティブな感情に縛られずに、いかにポジティブな視点でも考えられるかがポイントになります。
できるかできないかまでは考えなくて大丈夫です。
ポジティブな人がなぜポジティブなのか。
それはただ物事を前向きに考えられるからではなく、選択肢が複数あり前向きな考え方を選択できるからです。
大事なのは、1つの考え方に固執せず「こういう考え方もある」と選択肢を増やすことです。
最後に肝心の方法について解説していきます。
具体的なやり方
まずは少しでもネガティブなことに直面したときにポジティブに考えることができるか
ふとしたときに考えてみてください。
就職活動をしたことある人は面接対策でしたことあるかもしれませんが
「短所を長所に言い換える」
この方法が一番近いものだと思います。
よく就職活動の面接で聞かれる質問の中に「あなたの長所と短所はなんですか?」という質問があります。
このときにただ短所を言ってしまうとマイナスな印象になってしまうので、長所に絡めていうことでプラスな印象に変えようというテクニックです。
例えば、短所を「心配性」にした場合、長所は「何事にも慎重なところ」と言い換えることができます。
1つの言葉ですが捉え方しだいで全く反対の印象になります。
これを日常生活に取り入れるだけで考えかたの選択肢がだんだん増えていきます。
「こういう風に考えられるってことは、こういうアプローチもできるな」みたいな形で、今まで見えてこなかったものが見えてくるようになると思います。
言い換えた内容が正しいかどうかは気にしなくていいです。
自分にとって都合の良い解釈でも全然問題ないです。
大事なことは1つの考え方に固執しないことです!
ここまで長々と説明させていただきましたが簡潔にまとめると
- 無理して習慣にしようとしなくていい
- 1つの考え方に固執しないこと
- ポジティブとネガティブの両方の視点から物事を考えてみる
以上を踏まえたうえで、「考えかたの選択肢を増やすこと」がポジティブになるために必要なたった1つの方法です。
選択肢の多さ=心の余裕につながります。
心に余裕がないとどんなにポジティブでも維持することは難しいです。
皆さんも考えかたの選択肢を増やしてポジティブに生きてみませんか?
【メンタリストDaiGoさんの本は、科学的にポジティブになる方法がまとめられていてオススメです↓↓】
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